もう随分長くなった私のネット歴は、友人と共にネットゲームを楽しみたいとの一心でよろよろしながら続けてきました。
その頃からゲームのことや日々のことを小さな友人関係の間でこっそりと綴ってきたのですが、この度初めて「ブログ」としてもうちょっと間口を広げてみようと思い立ちました。
数年前からの分ですが、我が家のばたばたぶり、病気とは無縁の生活もあったんだと振り返ることが出来ると思います。
まあ、現在も過去も未来も全て私の歴史であり、今でもここを訪ねてくれているあの頃の友人達がいるとすれば、ここに至った私も私です。
変わらずにずっと、また淡々と日々を綴って行けたらと思っています。
さて。
2009年1月27日に手術日は決まったのですが、その前に手術を受ける病院での術前検査があります。
年明けすぐのクリニックでそれが21日だと知らされました。
入院の準備やなんやかやで一週間前には職場を休もうと思っていたのでちょうど良かった!!
日程的には良かったのですが、実は暮れにもろもろ相談して了解をいただいていた店長がなんと年明け直ぐに退職してしまい(^^;;;、待てど暮らせど次の店長がお顔を見せてくれないのです。
直接お話もせずに、長期の休職に突入するのはやはりまずいですよねぇ。
新しい店長は、前の支店が閉店になった後片付けと遠距離通勤になってしまうので単身赴任の準備でなかなか店の方に顔を出せずにいたらしいのです。
結局ご挨拶できたのは明日から休みます、という1月20日でした。
入院そのものは一週間程度ですが、その後の放射線治療がどのように進むのか判らないため、「予定としては2月いっぱい、もしかしたらそれ以上かかるかもしれない」と謝るしかありません。
幸いにもホームセンターとしては1、2月というのは比較的暇な時期だったのでそれほど渋い顔をされずに済みました。
同僚には少しずつ説明して行きました。
中には子宮ガンや乳がんを経験した人もおり、年齢的にも近い人が多いのでみんな理解を示してくれました。
年が明けてから手術に差し障りが出ては大変だからと風邪をひかないよう気を遣ってくれた仲間に感謝でいっぱいです。
実のところ以前と比べて随分寂しくなった職場なのですが、今残っている同僚達は仕事のきつさを差し引いても絶対に別れたくない連中ばかりです。
ありがたくゆっくりさせてもらうことにしました。
休みに入った翌日、電車では最初で最後、手術を受ける病院へ出掛けました。
インフルエンザが猛威を振るっている中、さぞや混んでいるかと思いきや、静かな佇まいの院内です。
受付を済ませると、まず手術を担当して下さる外科の先生とお話です。
話の中身はクリニックの先生と同じで、部分切除、センチネルリンパ生検、術中の細胞診、腋下リンパ切除に至った場合のリスク、合併症などを説明して下さいました。
CT等の検査結果からも、腋下リンパへの転移はなさそうなので、手術からは5日ほどで退院してあとは放射線とホルモン療法ですね、と深刻な様子は全くありませんでした。
その後、採血、尿検査、腹部胸部レントゲン、骨密度、心電図、肺活量を調べ、2時間半ほどで全て終えて帰宅しました。
あとはもう入院の日を待つばかりです。