log

げげげのげ

01 22 *2008 | 宿主生存報告

先日お客のことを毒付いて反省した、と書いたけど、実は数日続けて中高年男性と細かなトラブルがあり、こちらはごく普通に接してるつもりでも「生意気な」と言われてちょっと凹んだ訳で。
お陰で只今お客とのやり取りに異常に神経を使ってしまって、お疲れモード。
一日何事もなく過ごせるとほっと脱力。
でもやっぱり気を付けなければいけないのが、ちょっとした「上から目線」だと思う。
それはお客相手でも同僚との間でも同じ。
だってさー、そんなところでストレス感じて疲れるよりも、体力温存して「おうち大好きなんとかするぞ」なガテン系頑張りに力を注ぎたいもんね!!

深夜帯に始まった「墓場鬼太郎」。いいよー、これ。
作画も物語も、より水木しげるの原作の雰囲気に近くて、暗くて怖い。
声も、野沢雅子さんに大塚周夫氏、田の中勇氏と初代の声優さんが揃ってらっしゃる。
娘と観ていて「ねぇ、リモコンゲタは?」などと言うので、「んなもん、昔はなかったの」と解説をする。
鬼太郎の思い出と言えば、アニメもそうだけど、子供の頃毎年夏に行っていた秋田にある父の実家。
夏のお盆の時期だけ親戚が集まる古いわらぶき屋根の家は、広い敷地の真ん中にそれこそお化け屋敷のように残されていた。
裸電球、広い土間、ふかふかの畳(^^;;;、蝉の飛び込んでくる縁側に家の外のトイレ。
隣は巨大な秋田杉と仁王像の山門のあるお寺。
夏しか使われないので、行けば何年越しにも漫画本や道具類が残されている。
私は外で蝉を追い掛ける弟を余所に、貪るようにそこにあった漫画を読んでいた。
その中に、確か鬼太郎や伊賀の影丸があった。
母は小学校低学年の頃漫画を買ってくれることはなかったので、私の漫画原点はその辺りの少年漫画。
その頃の記憶ってなくなることはないのね。
もしも父が生きていたら、今頃そのお化け屋敷は我が家だったかもしれないんだけど。
もちろん、今は父の弟が新しい家を建て、猫や犬に囲まれて暮らしている。
ちなみに父の墓は、人魂が飛びそうな(笑)寺でも一番古い墓地の一角。
鬼太郎を読んだ後は、お盆行事のささらで賑わう境内を抜けてこっそり暗い墓地を覗きに行ったものだった。
一度もそんなモノを見たことはなかったけど(笑)。
話は戻って、「墓場鬼太郎」お薦めでっせ。

00:20